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2月, 2018の投稿を表示しています

『あの会社はこうして潰れた (日経プレミアシリーズ)』帝国データバンク情報部藤森徹 ☆4

帝国データバンク信用調査マンによる生々しい倒産エピソードの数々。進化論で言うところの”最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である”というのを思い出しました(ダーウィンが言ったというのは後の創作らしい)。

『一点突破 岩手高校将棋部の勝負哲学』藤原 隆史 ☆3

素人3人で始めた将棋同好会がたった数年で全国大会に出場し、3連覇の偉業を達成するまでの軌跡。マンガのような現実の話。”現地では練習しない。リラックスに専念。”のように汎用的な示唆も。

『粉飾の論理』高橋 篤史 ☆3

過去起こった繊維業界(カネボウ)・IT業界(メディア・リンクス)の粉飾の実態に迫った本。企業・会計監査人ぐるみでやられるとどうしようもないのだけど、AIとかで兆候検知できないものか。

『東芝 粉飾の原点 内部告発が暴いた闇』小笠原 啓 ☆4

記者会見・取材に応じない東芝に対して日経が独自に行った匿名調査で集まった800人以上の現役社員・OB・取引先からの情報に基づいた本。会計・ファイナンスで習った”べからず”がふんだんに出てくる。3日間で120億の営業利益改善指示@PC事業なんて”不正しろ”って言っているようなものじゃないですかね。

『応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)』呉座 勇一 ☆3

 昔から”応仁の乱は10年以上続いたのに、英雄や象徴的なエピソードを聞かないのはなぜだろう?”と疑問でした。乱暴に言うと、特定地域の人たちが天下布武などの特定の目的を持たずに無目的に小競り合いを続け、辞めるきっかけがなかったから、ということのようでした。現代社会でもこうゆうのあるよね。

『シンギュラリティ』チーム2045 ☆3

”プロジェクト型小説”という新しい取組。複数の有志が集まって企画から、ストーリーライン構想・執筆・校正の一連の流れをプロジェクトのように分担して期限を決めて小説を書くという新しい取り組みの本。

『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』二宮 敦人 ☆4

面白くて一気読み。己がいかに平々凡々とした凡庸な人間なのかがよく分かる 笑 ”油絵専攻の実技試験問題:人を描きなさい(制限時間2日間)”だそうだ。

『いま世界の哲学者が考えていること』岡本 裕一朗 ☆3

テクノロジーの進歩に人間の知性が追い付けていないことに加えて、様々な要素が絡み合った単純に善悪で切り分けることのできない複雑な問題が増えているということ。

『哲学大図鑑』ウィル バッキンガム ☆3

偉人の言葉をさらっと引用できると賢そうに見えのではという下心のみで読破。個人的にはキルケゴールの”不安は自由の眩暈だ”が好き。

『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』大西 康之 ☆5

企業も生物同様外部環境の変化に対応できなければ淘汰されるということ。成功体験の豊富な大企業ほど変化に抗いがち・目を背けがちであるということ。身につまされるわ。

『失敗の研究 巨大組織が崩れるとき』金田 信一郎 ☆5

過去の成功体験にとらわれ内部の論理が優先される組織は早晩崩壊するということ。逆に、今も昔もフロントランナーの企業は自己変革ができているということ。

『捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)』橋本 卓典 ☆3

金融庁(森長官)による金融機関のオープン化第二弾。今回は資産運用にフォーカス。

『捨てられる銀行 (講談社現代新書)』橋本 卓典 ☆4

2017年のビジネス雑誌の多くが金融庁の森長官にフォーカスした特集を組んでいた。大方の論調は森長官が金融庁における異端児・金融機関にとってのディスラプターというものであったと記憶している。 本書はそこからさらに踏み込んで、森長官の言動の奥底にある目的を深掘りしている。森金融庁が目指すのは顧客(融資の貸出先)を最優先したリレーションシップバンキング・地域金融であり、担保・財務内容に基づく定量的な分析だけの金融機関が顧客に寄り添わないビジネスモデルからの脱却である。ビジネス誌に書かれていた”不要な金融機関は淘汰される”という地銀大合併をにおわせる発言の趣旨は、”地域金融にシフトすることのできない金融機関は淘汰される”ということなのだろうと思う。

ベストビュー(過去1カ月)

『九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 - City of Darkness』 ☆4

魔窟とも言われた香港の九龍城の住人へのインタビューや、在りし日の写真集。香港の本土返還に伴い取り壊されてしまっているけど、その怪しさに妙に惹かれるのです。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編)【Day 4:卒業式】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。4 日目は卒業式本番です。とても賑やかでアメリカンな式典でした。ただしあいにくの雨、僕曇り男なのに。。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day2:晩餐会】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。 2日目は午前中はボストン観光、夕方から Hooding ceremonyという卒業生(大学院生)向けの晩餐会です。卒業式で被るHoodをもらいました。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day0:渡米前にやっておくこと】

UMASS Lowellの卒業式@Bostonについて、計画の立て方やら行く前にやっておくことやらをまとめておきます。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day1:ボストンへ】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。 1日目は移動だけで終わりました。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day3:終日観光】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。3 日目は終日フリーなので、ゆっくりボストンを観光しました。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day5:帰国】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。5 日目にして帰国なのです。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第3回】ソムリAI ~ニューラルネットワーク編~

AI(機械学習)やってみた、第3弾です。「ニューラルネットワーク(Neural Network)」を使ったソムリAIを作ってみようと思います。”ニューラルネットワーク”、見るからにAIっぽい名前ですよね。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第2回】ソムリAI ~ロジスティック回帰編~

AI(機械学習)やってみた、第2弾です。前回は決定木(Decision Tree)を使ったソムリAI(ワインソムリエAI)を作りました。今回は「ロジスティック回帰(Logistic Regression)」というモデルを使ったソムリAIを作ってみようと思います。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第4回】ソムリAIの改良(正規化)

ソムリAI(ワインの評価を機械学習で当てる「ソムリエ+AI」)はもういいかなと思っていたのですが、機械学習の教科書的な本を読んでいるといくつか改良ポイントが見えてきたので、実際に適用してみようと思います。 まずは データの正規化 という手法を試してみました。結論から言うと、 あまり効果はなかった のです。。 ソムリAIの振り返り ワインの成分とランクのデータに対して、決定木・ロジスティック回帰・ニューラルネットワークの3通りのモデルを使って機械学習 を行い、モデルの精度を検証してきました。それぞれのソムリAIの性能はこんな感じでした。 どのモデルも概ね60%程度の精度 でした。 改良その1:正規化 正規化とは まずは 正規化 という手法を試してみます。標準化とも呼ばれます。正規化を行うことで 尺度の異なるデータを比べやすくする とともに、 はずれ値の影響を小さくする ことができます。正規化には 各データを平均0・標準偏差1に成形する手法 と、各データを 0から1の範囲に成形する手法 の2つがあります。 前者は標準偏差が出てくることからも分かるように、 データが正規分布に従うことを前提にした正規化手法 です。 元のデータが釣鐘型の分布になっている場合に有効 です。後者は単純に データの範囲を0から1の範囲に狭める手法 であり、 元のデータが一様分布の場合 (規則性が無くランダムなように見える場合) に有効 です。 どちらの手法でもデータの範囲を一定のレンジに狭めており、そうすることで異なる尺度のデータを比べやすくしつつ、はずれ値の影響を下げるのです。 正規化してみる 元データの分布を確認 前回同様のワインのデータを使って正規化してみます。まずはワインのデータを読み込んで表示してみます。ついでに機械学習で使うワインの成分と、ワインの評価にデータを分割しておきます。 【オリジナルのワインデータ】 UCI(University of California, Irvine:カリフォルニア大学アーバイン校) http://archive.ics.uci.edu/ml/machine-learning-databases/wine-quality/winequality-red.csv #入力データセットを読み込み i

ベストビュー(全期間)

Malaysia Quarantine Premium Package 【番外編】Malaysia赴任記 隔離ホテル情報

Once entering Malaysia, we need to be quarantined for 14days. At the beginning of COVID-19 spread, the hotel for quarantine have been determined randomly. In these days, we can choose "premium quarantine stay package" in advance . This article is summary of premium packages which I asked each hotel. Note: Information in this article might be old. It's better to confirm the latest plan to the hotel. Note: Only Hotel Istana can be booked via its homepage so far. As the other hotels don't show their premium package plans on their homepage, you need to contact them through their reservation E-mail address or "Contact us". マレーシア入国とともに14日間ホテルで隔離されます。当初は滞在ホテルがランダムに割り振られていたようですが、より快適なプレミアムプランが追加されました。各ホテルにどんなプランがあるのか聞いてみたので、聞いた内容をまとめます。 ※情報が古い可能性があるので、念のため最新情報を各ホテルに確認したほうがよいかもしれません。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第1回】ソムリAI ~決定木編~

最近ブームのAI(機械学習)に手を出しました。まずは、決定木(Decision Tree)というモデルを使って「ソムリAI(ワインソムリエAI)」を作ってみようと思います。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day0:渡米前にやっておくこと】

UMASS Lowellの卒業式@Bostonについて、計画の立て方やら行く前にやっておくことやらをまとめておきます。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第6回】乳がん診断AI その1

ソムリAI(ワインソムリエAI)で使った手法で乳がん診断AIを作ってみます。まずは決定木とニューラルネットワークの2つのモデルを試してみます。かなり高性能なモデルができました。名医誕生かもしれません 笑

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第3回】ソムリAI ~ニューラルネットワーク編~

AI(機械学習)やってみた、第3弾です。「ニューラルネットワーク(Neural Network)」を使ったソムリAIを作ってみようと思います。”ニューラルネットワーク”、見るからにAIっぽい名前ですよね。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day5:帰国】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。5 日目にして帰国なのです。

【番外編】AI(機械学習)やってみた。【第2回】ソムリAI ~ロジスティック回帰編~

AI(機械学習)やってみた、第2弾です。前回は決定木(Decision Tree)を使ったソムリAI(ワインソムリエAI)を作りました。今回は「ロジスティック回帰(Logistic Regression)」というモデルを使ったソムリAIを作ってみようと思います。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編)【Day 4:卒業式】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。4 日目は卒業式本番です。とても賑やかでアメリカンな式典でした。ただしあいにくの雨、僕曇り男なのに。。

【番外編】ボストン旅行記(UMASS Lowell卒業式編) 【Day2:晩餐会】

UMASS Lowellの卒業式@Boston。 2日目は午前中はボストン観光、夕方から Hooding ceremonyという卒業生(大学院生)向けの晩餐会です。卒業式で被るHoodをもらいました。

『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト』 ☆5

一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施している「Deep Learning for GENERAL (通称G検定 ) 」 の公式テキスト 。 ディープラーニングについて1冊で網羅的によくまとめられているので 、 ディープラーニングの入門書としてもおすすめです 。 ついでに勢いで資格も取ってしまいました 。 AI人材への第一歩なのです 笑