金融庁(森長官)による金融機関のオープン化第二弾。今回は資産運用にフォーカス。

森長官が言っているのは消費者的に至極当然のことで、”顧客(我々)のことを第一に考えた商品を売りなさい”ということなのです。顧客本位の商品とは、シンプルで分かり易く、手数料が安いものということ。そうゆう意味では、マイナス金利による利ザヤビジネス(預金と融資の金利差を利用したビジネス)にかわる収益源として投信の販売を行う銀行にとっては大きな逆風なのだと思う。だって、彼らの目的は信託手数料などを新たな収益の柱にすることなのだから。
逆に、楽天など、店舗を持たないネット証券はもともとが低コストだし、Webベースの優れたUIを持っているので、自社のシステムを中心としたエコシステム・プラットフォームを築ける大きな機会を得ているのだと思う。3メガのような自社で商品開発ができる金融機関ではなく、第二地銀や信用金庫などの自前でシステム整備が難しい中小規模の金融機関に自社の商品を卸すことで自社を中心としたエコシステムを形成できるチャンスなのだと思う。

森長官が言っているのは消費者的に至極当然のことで、”顧客(我々)のことを第一に考えた商品を売りなさい”ということなのです。顧客本位の商品とは、シンプルで分かり易く、手数料が安いものということ。そうゆう意味では、マイナス金利による利ザヤビジネス(預金と融資の金利差を利用したビジネス)にかわる収益源として投信の販売を行う銀行にとっては大きな逆風なのだと思う。だって、彼らの目的は信託手数料などを新たな収益の柱にすることなのだから。
逆に、楽天など、店舗を持たないネット証券はもともとが低コストだし、Webベースの優れたUIを持っているので、自社のシステムを中心としたエコシステム・プラットフォームを築ける大きな機会を得ているのだと思う。3メガのような自社で商品開発ができる金融機関ではなく、第二地銀や信用金庫などの自前でシステム整備が難しい中小規模の金融機関に自社の商品を卸すことで自社を中心としたエコシステムを形成できるチャンスなのだと思う。