生物×物理という着眼点の面白い本。なぜヤモリは天井にへばりつけるのかや、百発百中のテッポウウオの視界、温かい生き物の血を吸う蚊の驚きの排熱メカニズムなど、生き物の不思議を物理の視点で解説してくれます。子どもにドヤ顔で話せるようになると思います。

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この本を読むとわかること
熱:ガーターヘビからファイヤービートルまで
- 遅れて冬眠から目覚めたオスが「シーメール」というメスのふりをする理由
- 濡れた犬が体を揺さぶって水分を飛ばすことは自然乾燥より千~1万倍エネルギー効率が良い
- 短時間で体重が3倍になるほどの血を吸う蚊
- 血に含まれる熱による対応上昇を防ぐための2種類のメカニズム
- 偵察バチがミツバチの巣を見つけ、3匹程度でミツバチの巣を駆逐・占領するニホンオオスズメバチ
- 個では勝てないスズメバチを群で倒す日本ミツバチの必殺技
- カリフォルニアのリスとガラガラヘビのすさまじい戦い
- ガラガラヘビの毒に耐性を持つリスの登場
- 脱皮した皮をかじってなめ、蛇の匂いをまとうことでカモフラージュするリス
- 視覚に加え赤外線を知覚できることでヒートマップを可視化できるガラガラヘビ
- ヘビを混乱させるためにヘビに遭遇するとしっぽの温度を急激に上げるリス
- 山火事を察知して焼け跡に卵を産みに来るファイヤービートル
- すべての昆虫が持つ触覚の付け根の熱受容体
- ファイヤービートルの中脚の付け根にあるより高度な熱受容体
力:コモドオオトカゲからトッケイヤモリまで
- 噛む力の弱さを補うために神経毒と抗凝血材を含む毒を使うコモドオオトカゲ
- 体重の5万倍のエネルギーを持つ雨粒をいなしながら飛ぶ蚊
- 蚊の性質を利用した人体に無害な「大豆油スプレー」
- 銛で魚を突く種から分化し、肘鉄でカニの殻を破るように進化したモンハナシャコ
- 小さな肘の大きさを補うために肘鉄の加速度を強化し時速80キロでカニや貝の殻を破壊
- シャコとは逆にゆっくり大きく開けた顎を時速230キロで閉じるアギトアリ
- 脳を経由せず顎の内部の感覚毛に連動して閉じるため、高速で反応可能
- しわの多い手とそこに生えた細かい毛で表面積を大きくすることで天井にへばりつくトッケイヤモリ
流体:アメンボから翼竜まで
- 表面張力を使って浮かぶアメンボ
- 水の表面を舌で叩いて水柱を作ることで水を飲むネコ
- 周囲に敏感なカイアシを主食にするため最もゆっくり静かに泳ぐタツノオトシゴ
- 口の周囲に水の乱流を作らないことで獲物を捕食
- 1回の筋肉運動で複数回羽を動かすことのできるハチの飛翔筋
- 羽を打ち合わせて空気の渦を作ることで揚力を25%高めるチョウの飛び方
音:クジャクからカリフォルニアイセエビまで
- 高音に加えてヒトには聞こえない「インフラサウンド」という超低音を発するクジャク
- カバやクジラなどの動物だけでなく、地震や噴火・地球に落下する隕石も発するインフラサウンド
- 超音波とドップラー効果を使って周囲を把握する「エコーロケーション」を駆使するコウモリ
- コウモリの超音波を聞こえるように耳を進化させてきたガ
- 砂に潜み地面の振動を聞く「立体聴覚」を進化させたサハラツノクサリヘビ
- 目と耳をふさいでも獲物を捕獲可能
- 地面を伝わる振動を耳と足裏で感じるゾウ
電気・磁気:デンキウナギからオリエントスズメバチまで
- 初期の電池のように数千枚の電気細胞を使って900Vの電気を発するデンキウナギ
- 体の2/3が発電器官
- 低電圧パルスで周囲を探索し、獲物を発見すると高電圧パルスを発信
- 花の周りの電場を探索するハナバチとハチが訪れると電場を上げるペチュニア
- 生まれた場所の磁場を記憶し20年かけて正確に戻ってくるウミカメ
- 太陽光をエネルギーに変える「太陽電池」を持っている可能性のあるオリエントスズメバチ
光:サバクアリからダイオウイカまで
- フェロモンが揮発する砂漠において歩数で巣穴まで距離を把握するサバクアリ
- 太陽の位置を基準にエサのありかをダンスで伝えるミツバチ
- 偏光を利用しているため太陽の見えない曇り空でも正確に伝達可能
- ヒト以外の多くの生物が持っている可能性のある「偏光による視覚」
- ヒトよりも多い4色の色覚を持ち、紫外線も知覚できる鳥の視覚
- 光の屈折により水中からは空全面が見える「スネルの窓」
- スネルの窓を利用して正確に虫を打ち落とすことのできるテッポウウオ
- 深海で発光する動物の光の多くが青であるため、反対色の赤になることでカモフラージュするタコ
- 30センチ近い非常に大きな目を持つダイオウイカ
- 大きな目は画像処理に多大なエネルギーを持つため保有コストが大きい
- 陸上と異なり光が減衰する水中では視覚可能範囲という球の中で生活する生物たち
- 優れた視覚を持つダイオウイカを捕食するために音波によるエコーロケーションを発達させたマッコウクジラ
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