縄文時代は、「隙間風吹く竪穴式住居で栄養の少ないドングリと貝を食べながら、ひたすら土器をこねていた」と思っていたのですが、予想外に快適で健康的で文化的な生活を営んでいたようです。
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縄文時代の食・住・交易などを切リロに、その道の研究者をゲストに迎えて対談形式で深掘りしていきます。納税のためではなく、自分達が食べる分だけ労働していた縄文人はある意味現代人よりも豊かな生活をしていたのかもしれません。新書なのでさらっと読めます。
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縄文時代の食・住・交易などを切リロに、その道の研究者をゲストに迎えて対談形式で深掘りしていきます。納税のためではなく、自分達が食べる分だけ労働していた縄文人はある意味現代人よりも豊かな生活をしていたのかもしれません。新書なのでさらっと読めます。
この本を読むとわかること
この本の章立てとポイントはこんな感じです。日本人の食の源流
- 縄文人の魚の食べ方(焼き魚ではない)
- 縄文時代の集約的な食糧加工工場
- 縄文人の主食と品種改良
- 縄文人の漁法・娯楽としての釣り
住まいのコミュニティー
- 遊牧民的生活から定住生活に切り替わった要因
- 竪穴式住居の構造・間取りと、予想外の快適性
- 蝦夷征討という文明の衝突
- 住居の居住単位と、現代の田舎の集落との類似性
翡翠の道をたどる
- 翡翠の産地と出土分布から推測する交易範囲
- 交易ルー卜と現代の街道の類似性
- 縄文時代における翡翠の役割
- 全国的に出土する翡翠と黒曜石の類似点・相違点
土偶と諏訪信仰
- 土偶の目的・役割
- 縄文時代に諏訪地方に大規模集落ができた理由
- 縄文時代の社会構造
生命の木「クリ」
- 食料としてのクリの優れた性質
- 果樹やドングリと比較したクリの利点
- 建材としてのクリの優れた性質(三内丸山遺跡の大柱はクリ)
漆文化のルーツ
- 中国から伝来した漆・漆器技術
- 日本独自に発展した漆器技術
天然の接着剤「アスファルト」
- 縄文時代のアスファルト生成手法
- アスファルトの利用用途
縄文の神々
- 縄文時代の神の特徴
- 今なお残る縄文の神の痕跡
- 大陸から稲作と鉄器を持った渡来人(弥生人)がやってきて、縄文人を北(アイヌ)と南(琉球)に押しやったという日本人の二重構造モデルは嘘
- 稲作がもたらした弊害
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