元東京都監察医が見た「保険金殺人」の記録。死人に口なしと言いますが、検死のプロをだますのはかなり難しいようです。清く正しく生きましょう!

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この本を読むとわかること
残された解剖写真が事件解決の決め手
- 日本の警察の捜査権が及ばない海外での保険金殺人の増加
- 保険金が出た「ロス疑惑」をきっかけとした模倣犯の増加
- 殺害対象を赤の他人にするという手の込んだ保険金殺人
- 専門家が見ればわずか十数枚の写真からでも犯行時の状況が推察可能
多発する保険金搾取事件に見る警察捜査の問題点
- 薄めた毒物を長期間飲ませることで自然死に見せかける保険金殺人
- 死因が明らかではない死体を専門家が検死解剖を行う「監察医制度」の必要性
- 保険金がらみの犯罪に共通する忌まわしい特徴
- 凶器を使った殺人を隠すために偽装される焼死・溺死
検死システムの充実を訴えていた2つの毒殺事件
- 青酸中毒など薬物中毒時に起こる現場周辺での昆虫の大量死
- 薬物・毒物による死である場合、専門医でないと原因を特定することは困難
- 和歌山カレー事件でも原因がヒ素であることを特定するまでかなり時間を要した
- 法医学の専門家による変死体の検死必須化が必要
暴かれた完全犯罪の野望
- 泳ぎの上手な人が浅瀬でおぼれてしまう理由
- 現場を焼いても死体を完全に黒焦げにすることは困難で、残ったわずかなメッセージから事件性を特定可能
多額の保険金が掛けられた転落事故の真相
- 専門家であっても判断を誤ることはあるので疑義があればセカンドオピニオンを
- 検死の精度は現場経験の豊富さに大きく依存
看破された自動車転落事故の偽装
- 一流スタントマンが解決した偽装殺人
「疑惑」の波の中であがいた凶悪犯の末路
- 保険金がらみの殺人に多い悪化した夫婦関係
- 映画にもなった松本清張の「疑惑」のモデルにもなった実際の事件
- 保険金がらみの場合に大きな争点になる病死・事故死・自殺
犯行を許した、被害者の無防備な意識
- 市販の風邪薬をアルコールと混ぜ合わせて飲ませた保険金殺人
- 解熱鎮痛効果のあるアセトアミノフェン中毒
- 保険金殺人に共通する簡単に陰謀にはまる無防備な被害者
不審死の真相は事故死か病死か?
- 生きた患者を見るのが専門な臨床医は検死の素人
- 「死者の権利を守る」のが法医学者
家族の無念を晴らした死体のメッセージ
- 酩酊状態と勘違いされやすい脳障害の症状
- 風邪をひいたら内科、怪我をしたら外科に行くように死者の診断は法医学医の領分
「黒い家」は架空の物語ではない(貴志祐介との対談)
- 小説の手口を模倣した犯罪
- 不況や地域の経済性と強い相関のある保険金詐欺の発生件数
- 保険金詐欺を増やすこととなった「災害時倍額補償」つきの保険
- 医者とグルになって入院期間の限度ごとに病名を変える入院給付金詐欺
- 詐欺撲滅のために必要な保険金給付情報の共有化と保険会社の抵抗
- 日本で後退する監察医制度
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