ヒトラーとは異端ではなく、時代を象徴し国民によって政党に選ばれたリーダーだったのです。その政治手法は小泉元首相・トランプ大統領によく似ているような気がしました。そういった意味では、一見平和に見える現代にも一抹の危うさがあるのかもしれません。

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この本を読むとわかること
少年ヒトラー
- 青年期に信奉していた「大ドイツ主義」と「反ユダヤ・共産主義」思想
- 髭を生やすようになったコンプレックスと、ちょび髭に落ち着いた理由
- 軍務で反ユダヤ主義のドイツ労働党を調査し、思想に傾倒・入党
- のちの側近となるレーム、ヘスとの出会い
- 権力闘争に打ち勝ち労働党党首に就任
- 私設ガードマンとしてのちの突撃隊・ヒトラーユーゲントを組織
- 第一次世界大戦の過酷な賠償金支払いがドイツ経済にもたらした大きな打撃
- ハイパーインフレと国民の疲弊・怒り
- ヒトラーは超ナショナリスト的な時代背景を体現するデマゴーグ
- 世界システム論から見る覇権国の変遷と特徴
- 100年周期で覇権国が交代
- 次の覇権を担うのは覇権国に挑戦したナンバー2”ではない”国
- 覇権交代の契機は世界的規模の戦争
- 国力の指標は海軍力
- 覇権国の変遷:ポルトガル→オランダ→イギリス→アメリカ
独裁への道
- 選挙に基づく政権奪取を狙うヒトラーと危険性に気付いたバイエルン州政府による演説禁止処分
- この間に書かれた「我が闘争」
- 大恐慌の影響によるドイツ国内の失業者の大量発生と国民の不満の高まり
- 選挙で圧勝したヒトラーのナチスと議会政治の終焉
- ヒトラーとトランプの共通点
- 国民投票を行い、賛成90%の圧倒的な支持のもと「総統」に就任
ヒトラーの経済・外交政策
- 短期間で完全雇用を達成
- 今でもヒトラー時代を懐かしむ老人たち
- 貯蓄の推奨・源泉徴収制導入による財源の確保
- 欧米各国の思惑をうまく利用した軍拡
- 隣国ドイツを弱体化させたいフランス
- 均衡を好みドイツ弱体化によるフランスの台頭を避けたいイギリス
- 巨額の対独投資を回収したいアメリカ
- 自身の正当性を誇示するためにたびたび利用した国民投票
- 今も昔もフランスがドイツを恐れる理由
第二次世界大戦
- ドイツだけでなくオーストリアでも支持されていた大ドイツ主義
- 平和裏に行われたドイツによるオーストリア併合
- 反共産主義なヒトラーが実利のために結んだ独ソ不可侵条約
反ユダヤ主義とは何か
- 優れた種であるドイツ人の生活圏確保のためのドイツ東方地域への領土拡張
- 既にそこに住んでいたユダヤ人の排除
- 反ユダヤ主義に懸念を抱いた列強による会議とユダヤ移民受け入れへの難色
- 現代のシリア難民問題にも通じる難民問題
- ソ連に侵攻しそこにユダヤ人を追放するという戦略の挫折
ナチスと宣伝
- ナチスのプロパガンダに使われたベルリン五輪
- デザインとして秀逸だったハーケンクロイツ
- シンプルで陰影のある選挙ポスター
- ヒトラーの演説術
- ヒトラーが初めて導入したラウドスピーカーの威力
- 石造りのヨーロッパにおける建物の政治的効果
ヒトラーに従った大衆
- ヒトラーによる国民の「国有化」
- ほぼ全員が挫折経験があり当時のエリート層ではなかったナチス幹部
- 現代の独裁の特徴
- ヒトラーが政権を奪取し第二次大戦がはじまった1930年代に酷似する現代
- トランプ政権
- イギリスのEU離脱
- 移民排斥を掲げる政党の台頭
- ポピュリズム・大衆迎合主義の高まり
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