秦の始皇帝が中華を統一するまでの間の七か国による戦国時代の策略・教訓集。現代中国の指導者たちの必読書だそうで、確かに今の中国と似ているような逸話がいくつもありました。「キングダム」に出てくる英雄たちの逸話もありますよ。
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この本を読むとわかること
- 「大鐘を遺りて、キュウユウ(敵の部族名)を攻む」
- 相手を喜ばせて自分たちが攻めるときのルートを相手自身に作らせる
- 「エイオウ(人名)、魏を亡げて秦に入る」
- 法治政治を徹底すると風紀は引き締まるが、慈悲のなさから民意は王から離れる
- 「司馬錯(人名)、張儀(人名)と争論す」
- 富国強兵のためには、領土を広げ・民を富まし・王の徳を広めなければならない
- 覇権国の興味・譲れないラインを把握し、覇権国を刺激しない範囲で自身の利得を最大化する
- 「国家の主を立つるのエイ(儲け)は、幾倍ぞ」
- 商人から秦の丞相に上り詰めた風雲児、呂不韋の言葉
- 「成侯スウキ(人名)、斉(国名)の相たり」
- 謀反・讒言で競争相手をやっつける方法は古代中国での常套手段
- 「スウキ(人名)、形貌イツ麗なり」
- 諫言をしっかり聞くことが上に立つ者の度量である
- 「蛇足」
- 本来の意味は「なくてよい無駄なもの」ではなく、「いらぬ高望みは身を亡ぼす」
- 「武霊王、まさに胡服騎射せんとす」
- 国力増強のために中華思想を捨て、蛮族の風習を取り入れるという大胆な改革
- 「王、原陽(敵地)を破る」
- 時勢をとらえて旧習を進んで捨てられなければ成長はない
- 「秦、王セン(人名)をして趙(国名)を攻めしむ」
- 敵の王の寵臣を買収し、敵の名将李牧を内紛によって殺させ最終的に敵国を亡ぼした逸話
- 「長平の役に平都君(人名)、魏王に説く」
- 強国による同盟の見返りは空手形の可能性が高く、共通の敵を討ち果たした後は約束が反故にされ、自分が滅ぼされるリスクを認識しないといけない
- 「禍を転じて福となす」
- 「まず隗(人名)より始めよ」
- 有能な人物を集めるためには身分は低くても有能な人物を登用していることを知らしめることが重要
- 「だから自分を登用しなさい」という隗の自己PR
- 「漁夫の利」
- 「風、蕭々として易水(地名)寒し」
- 秦が中華を統一する戦国時代のクライマックスシーン
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