VUCAと呼ばれる変わりやすく不確実で複雑であいまいな時代を生き抜くための思考法とスキルについての本。問題解決よりも「正しい問題定義」が大事になる&自身のリスキル(定期的な再学習)が必要になるのです。「Think clearly」と通ずるところのある本でした。

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この本を読むとわかること
人材をアップデートする6つのメガトレンド
- メガトレンド1:飽和するモノと枯渇する意味
- 現代人の「意味の喪失」
- メガトレンド2:問題の希少化と正解のコモディティ化
- 「問題解決」の低付加価値化と、「課題設定」の重要性
- メガトレンド3:クソ仕事の蔓延
- 生産性が上がる一方で変化のない労働時間
- メガトレンド4:社会のVUCA化
- 経験・予測・最適化の無価値化
- メガトレンド5:スケールメリットの消失
- メガトレンド6:寿命の伸長と事業の短命化
ニュータイプの価値創造
- 問題を解くより「発見」して提案
- 革新的な解決策より優れた「課題」
- イノベーション停滞の真因は「問題の希少化」
- イノベーション=生み出す経済価値の大きさ×方法論としての革新性
- オープンイノベーションがうまくいかない理由
- 革新的と評されたセグウェイが失敗した理由
- 未来は予測せずに「構想」する
- 「現在」は過去の意思決定の積み重ねの結果
ニュータイプの競争戦略
- 能力は「意味」によって大きく変わる
- 時代によって変わる「求められる能力」
- 経営資源のうち、ヒトはモチベーションによって変化する可変量変数
- KPIなどの「乾いた目標」ではなく、ヒトを動機づける「意味」が必要
- 「作りたいもの」が貫通力を持つ
- 論理的なマーケティング・商品企画が招く「同質化の罠」
- 「グローバル×ニッチ」という新たな市場
- 市場で「意味のポジション」をとる
- 「勝者総取り」vs「市場の多様化」
- 模倣されやすいものとされにくいもの
- 共感できる「WHAT」と「WHY」を語る
- 意味が枯渇する中、「HOW」によるリーダーシップの限界
- アポロ計画・Googleに共通するパワフルなビジョン
ニュータイプの思考法
- 「直感」が意思決定の質を上げる
- 合理性を過剰に求めることによる「分析麻痺」
- 直感を信じるための2つの視点
- 「偶然性」を戦略的に取り入れる
- 中長期的な高効率につながる「短期的な非効率」
- 「なんとなくすごい気がする」という直感から始まるのがイノベーション
- ルールより自分の倫理観に従う
- ルールが変わった「後」の世界から見ると「前」は無知蒙昧
- 遺伝子解析やAIなど最先端分野におけるルールはいまだ曖昧
- 複数のモノサシを同時にバランスさせる
- 「限界効用逓減の法則」に従って価値が低下する「量的なモノサシ」
- 「モノ」から「意味」へのシフトに対応できないGDPというモノサシ
- 複数のモノサシを併用する「デュアルスタンダード」
ニュータイプのワークスタイル
- 複数の組織と横断的に関わる
- キャリアの「バーベル戦略」
- 自分の価値が高まるレイヤーで努力する
- 内発的動機とフィットする「場」に身を置く
- 命令を受けた大企業のエリートが好奇心に突き動かされる起業家に勝てない理由
- 専門家と門外漢の意見を区別せずフラットに扱う
- 専門家の問題解決能力を門外漢が上回る理由
- 斬新なアイデアをつぶしてしまう専門家
ニュータイプのキャリア戦略
- 大量に試して、うまくいったものを残す
- 「いい偶然」を引き寄せる好奇心・粘り強さ・柔軟性・楽観性・リスクテイク
- むしろ成功確率を下げる「綿密な計画」
- 計画の策定と実行が同時に行われる即興型プロジェクト
- 人生の豊かさは「逃げる」ことの巧拙に左右される
- 「戦う」か「逃げる」を選択する動物と、「なんとか頑張る」を選択しがちな人間
- 環境変化に弱い「逃げずに耐える人」
- シェアしギブする人は最終的な利得が大きくなる
- これまでの資本主義の主要概念である「所有」「独占」を否定するシェアリングエコノミー
ニュータイプの学習力
- 常識を相対化して良質な「問い」を生む
- インパクトを与えるリーダーが持つリベラルアーツ(教養)
- 専門領域を横断する武器としてのリベラルアーツ
- 「他者」を自分を変えるきっかけにする
- 自分のテンプレに当てはめて分かったつもりになることの危険性
- 苦労して身に着けたパターン認識を書き換える
- 古い学び・思考のリセットとアップデート
- 「モビリティ」を高めて劣化した組織を淘汰する
- オピニオン(意見の表明)とエグジット(組織からの離脱)
- 権威ではなく「問題意識」で行動する
- 権威とリーダーシップを混同しがちな日本人
- システムに耽落せず脚本をしたたかに書き換える
Think clearlyと似ています
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