日本を代表するセキュリティ集団「スプラウト」によるダークウェブの解説。ダークウェブの成り立ちや特徴・技術的バックグラウンドなど、ダークウェブについて基本的なことは一通り学べます。新書なのでサクッと読めるのもポイントなのです。


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この本を読むとわかること
現実社会を動かすサイバー空間
- 史上最悪のサイバー闇市場「シルクロード」を作ったウルブリヒト
- ダークウェブで運営されていた世界最大の不倫出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」のデータ流出で起こった利用者の自殺騒動
- 匿名性と秘匿性の高さというダークウェブの特徴
サイバー闇市場の実態
- サーフェスウェブ・ディープウェブ・ダークウェブというインターネットの3階層
- 認証が必要なGmailなど限られた人しかアクセスできないような「検索エンジンがたどりつけない世界」がディープウェブ
- 専用ブラウザでなければアクセスできないダークウェブ
- ダークウェブで取引される麻薬・偽造パスポート・ニセ札・児童ポルノ・殺人請負
盗まれた個人情報の行方
- ベネッセの個人情報流出で話題になった「データブローカー」
- 1人分の個人情報の値段
- カネになると注目される医療機関や保険会社が保有する個人情報
- 買ったデータによる売上に応じてマージンを支払うという取引形態
- 出会い系では30~40%が成果報酬
- インターネット業界の裏SI(システムインテグレーター)が開発する出会い系サイトのパッケージソフト
サイバー闇市場へのアクセス
- 通信の仕組みを玉ねぎに見立てたTor(The Onion Router)の概要
- Torにおいて匿名性が保たれる技術的背景
- 闇市場を拡大させた安全な決済通貨ビットコイン
- DDoS攻撃を安値で請け負う「Booter」というサービス
- 闇市場を支える「BPHS(防弾ホスティングサービス)」というインフラ事業者
「Tor」と捜査機関の攻防
- アメリカ海軍が開発したTor
- DARPAが引き継ぎ、現在ではオープンソース「Torプロジェクト」として継続
- 独裁国家における民主活動家の活動支援・秘匿性の保証が開発目的
- アラブの春でTorが果たした役割
- Torの弱点である出口ノードと最終目的地のあいだの通信
- 各国の大使館職員・政府機関が利用しているTor
- TorブラウザのベースはFireFox
- Torコミュニティが恐れるFBIによるゼロデイ脆弱性の利用
最大の闇市場「シルクロード」の黒幕逮捕
- 麻薬を「安全・安心」に取引できるECサイトであったシルクロード
- 売人の評価システム
- Torとビットコインの特徴を最大限に生かした秘匿性
- シルクロードで利用されたことで最大手の仮想通貨になったビットコイン
- 麻薬捜査官やシークレットサービスも犯罪に関与していたことの露見
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