「最近、自動運転と鉄道に興味があります」の第四弾(転職するわけではないです)。JR東日本の首都圏列車運行を一括管理する東京総合指令室に密着した本。意外にアナログな部分や、人間でなければならない仕事が多いのです。駆け込み乗車が列車運行に及ぼす影響がかなり大きいので、余裕をもって乗車しましょう。


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この本を読むとわかること
章立てとポイントはこんな感じでした。運行管理システムに興味があったので、やや偏りがあるかもしれません。。指令室という職場
- 人身事故等、トラブル発生時の総合指令員の仕事
- 指令室の特殊な勤務形態
- 指令室に置かれている大型モニター
- ドラマに出てくるような列車の位置表示版はない
- 首都圏JRの運行管理形態
- 日立製運行管理システムATOS(アトス・東京圏輸送管理システム)
- 中央にあるATOSと駅システムとの連携
- ヒューマンエラーを防ぐための情報伝達方法
- 意外にアナログなダイヤ管理
- 大きなダイヤの乱れに対して行われる「運転整理」
- 駆け込み乗車による遅延の影響(損害)の大きさ
指令員の仕事
- 勤務形態や仮眠の取り方
- コンピューターでできる仕事/人間でなければできない仕事
- 事故等トラブル時における「初動」の大切さ
- ダイヤが乱れた場合の乗務員や車両のやりくり方法
指令長に聞く
- 大手民間鉄道よりも運行管理システムが遅れたJR
- 運行管理システムがないことによるマイナス点
- 運行管理システム導入によって変わった指令室と現場の関係
- 車両故障情報伝達システムの導入の効果
- 運転整理で考慮すべき乗務員の運転資格
- 乗務員の運転資格問題が特に起こりやすい路線
- 2014年1月3日の有楽町駅付近での火災を機に変わった指令員のマインド
総指令長に聞く
- JR東日本本社と7つの支社(東京・横浜・八王子・大宮・高崎・水戸・千葉)の連携方法
- トラブルや経験の積み重ねで進化したATOS
東京圏鉄道の今後
- 2013年の武蔵野線の車両故障で行われた機転を利かせたリカバリー
- Twitterでも話題に
- 個別最適より全体最適
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