日産の無資格検査や神戸製鋼の品質デ一夕改ざんなどを切り口に、日本の製造業の実態に迫った本。どの会社においても現場の疲弊・生産現場と経営の距離の拡大(現場の孤立)が問題なのです。


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日産・スバル・神戸製鋼・東レ・三菱マテリアルの5社それぞれが手を染めた不正検査・品質データの改ざんの背景と理由を深掘りしています。不正が30年以上前から常態化していた企業もあり、かなり根の深い問題なのです。おそらく最初は個人がその場しのぎのつもりでやった些細な不正が、その範囲を広げ常態化し、いつの間にか「当たり前のこと」として根付いていったのだと思います。改ざんマニュアルを作っていた企業もあり、企業文化・社風・標準プロセスとなってしまった不正をただすことの難しさが分かります。
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日産・スバル・神戸製鋼・東レ・三菱マテリアルの5社それぞれが手を染めた不正検査・品質データの改ざんの背景と理由を深掘りしています。不正が30年以上前から常態化していた企業もあり、かなり根の深い問題なのです。おそらく最初は個人がその場しのぎのつもりでやった些細な不正が、その範囲を広げ常態化し、いつの間にか「当たり前のこと」として根付いていったのだと思います。改ざんマニュアルを作っていた企業もあり、企業文化・社風・標準プロセスとなってしまった不正をただすことの難しさが分かります。
この本を読むとわかること
日産
- 不正検査はどのように明るみに出たのか?
- 従業員個人のモラルの問題か、組織ぐるみの不正だったのか?
- 不正検査が蔓延した理由は?
- 無資格検査は1970年代から始まっており、多くの工場で90年代には常態化
- 経営と現場のかい離
- 京都工場のみ不正検査を行っていなかった理由は?
- 不正検査が日産の財務・株価にあまり影響していない理由は?
- ゴ一ン改革(コスト削減・必達目標へのコミットメン卜)と不正検査の関係は?
スバル
- 日産同様の不正検査が30年以上常態化していた歴史的な理由とは?
- 従業員の認識不足か、組織ぐるみの不正か?
- 検査不正の翌日に明らかになった新たな不正とは?
神戸製鋼
- 鋼材の強度改ざんの影響範囲の大きさは?
- 悪用された「トクサイ」という商習慣とは?
- どのようにして不正が常態化したのか?
- アルミ・銅事業の不正を助長した社内事情とは?
東レ
- 検査データの改ざんの公表に踏み切ったきっかけは?
- 社長の直轄組織として独立性を担保されていた品質保証室が積極的に不正に加担した理由とは?
三菱マテリアル
- なぜ経営ぐるみで不正が行われていたのか
- 不正に手を染めたビジネス上の理由とは?
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