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『その「記者会見」間違ってます!「危機管理広報」の実際』中島 茂 ☆3

危機管理広報という観点で、記者会見などの不祥事対応を解説した本。トラブルなどで炎上しているときにはお作法などを冷静に考える余裕がないと思うので、事前に読んでフレームワークを押さえておくと対応の質も上がるし、心に余裕が持てるような気がします。
その「記者会見」間違ってます!―「危機管理広報」の実際
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某大アメフト部の件もあったし、謝り方について学んでみよう第二弾。危機管理広報についての本です。

▼第一弾はこちら

危機管理広報とは?

危機管理広報とは、不祥事のような会社の存続にかかわる事態を鎮静化するための広報のことで、記者会見などを含む広義なものです。危機・不祥事などに直面すると、隠ぺい体質・強権的などの普段は隠されているネガティブな企業体質が出やすくなるので、企業のイメージを壊さずに、実態をきちんと伝えるのが危機管理広報の役割だそうです。

危機管理広報におけるポイント

危機管理広報の構成要素

”謝罪・原因究明(原因説明)・再発防止”が基本的な流れです。これは割としっくりくるかと思います。仕事で謝ったり、謝り文書を書くときはだいたいこのような流れですよね。

また、対策本部などを設置して情報を一か所に集約することが大事なのです。そして、集めた情報を基に危機管理広報のベースとなるポジションペーパーというマスタープランをつくります。網羅すべき項目は、”何が起きたのか・これまでの経緯・危険はあるのか・原因は何か・現状の対策は・会社としての対応”などです。ポジションペーパーは、記者会見のステートメント・監督官庁向けの報告・取引先向けの報告など各種対外的なアクティビティの共通的なインプットとなります。これも割としっくりくるのではないでしょうか?トラブルや深刻なクレームが発生した際には、会議室などに対策本部を置き、ホワイトボードなどに経緯・対応状況を記載していき、それらを1枚紙にまとめたものがポジションペーパーという訳です。

初動が大事

危機管理広報の失敗の多くが初動対応の失敗だそうです。大きく2種類あり、情報が集まらないまま拙速に記者会見を開き準備・情報不足が露見して炎上するパターンと、逆に第一報までに時間をかけすぎて隠ぺい体質という印象を持たれてしまうパターンです。集まっている事実を基に、発生報告・対応報告など段階的に公表していくのが良さそうです。記者の使命は第一報を聞いて記事にすることなので、事実確認を行った上で何かしら早めに公表した方が良いのだそうです。

ご紹介したのはほんの一部で、様々なTips・危機管理広報の成功例/失敗例などが多く載っているのです。

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