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【番外編】息子断乳チャレンジ! Day1

2018年5月2日、GW後半の連休手前、ついにこの日が来たのである。我が長男断乳チャレンジの日である。いろいろ調べたり聞いたりしたところ、3日間程度あれば断乳できるということなので、”GW後半の連休で勝負しよう”と妻と相談し、ついにこの日を迎えたのである。



はじめに

自分自身の備忘のため、これからチャレンジするパパさんのため、さらには将来大きくなった息子に父親の生きざまを知らしめるため(大袈裟すぎですね)に記録として残しておこうと思い、番外編としてほぼリアルタイムで更新していこうと思うのです。

登場人物

  • パパ:私、フットワークが軽いのが持ち味であるものの、寝起きが悪いことが断乳チャレンジにおける致命傷となる。
  • ママ:心優しい穏やかな妻。パパの怠惰さと子供たちのわがままが度を超えると目が吊り上る。
  • お姉ちゃん:弟の誕生と共に2歳10か月で自ら乳を弟に譲り、見事”卒乳”を果たした意志の強い姉。現在4歳10ヶ月。
  • ハル:本編の主人公。自由奔放かつ冒険家的な性質を持つものの、甘えん坊かつ世渡りのうまさを併せ持つ典型的末っ子。現在2歳1カ月。

仕込み

秘密道具調達

断乳最初の夜を迎えるにあたり、気をそらすための道具類を準備。鉄ちゃんであるハルの心を鷲掴むであろう山手線のおもちゃ、おなかがすいた時のためのおっぱいの代替品としてのボーロ・ゼリー、ママのおっぱいに貼る大き目の絆創膏を調達。

心の準備

夕飯時・入浴時などに”2歳になったからおっぱいバイバイしようね”・”おっぱいバイバイできるかな?”など、本人を動機付けるための言葉を繰り返しかける。大事なことは何回も繰り返して刷り込むのがポイント。事前にお姉ちゃんにも協力を依頼しており、お姉ちゃん込みでハルを鼓舞する。単純な男であるハルはこの時点では卒乳する気満々である。
入浴前に”お別れの儀式”と称して、最後の授乳。ハルにはこれが最後のおっぱいであることをさんざん言い含めた上で授乳。事態をよく理解していないのか、諦めが良いのか、案外短時間で終わる。
就寝前、ママが胸にアンパンマンが描かれた絆創膏を貼り、おっぱいが打ち止めになってしまったことをハルに繰り返し伝える。が、理解しているのか怪しげなリアクション。。

Day1

就寝

これまではおっぱいを飲みながら寝ていたが、今夜からは飲まずに寝なければならない。まずは眠気を増幅させるため、普段の就寝時間より30分遅い21:30まで踏ん張って起きていてもらう。そして、過去何度かパパの添い寝で寝た実績があったため、パパが添い寝を買って出るも、不穏な空気を察したのか、”ママがいい!”を連呼。結局ママとベッドに行くものの、いつも飲めるはずのおっぱいが飲めないことでごねるごねる。早々に秘密道具その1山手線を解禁し、気を逸らせる作戦に出る。
が、山手線でテンションが上がり眠気が吹っ飛ぶ。何という誤算。。その後22:00くらいまで粘ったが、眠る気配がないこと・お姉ちゃんを寝せないといけないことから、”パパ夜散歩作戦”を発動。巧妙に言葉を選びながら抱っこひもを付けたパパに載せて、外出に成功。大通りを避け、静かな通りを散歩させながら自然に就寝するのを待つ。しかし、防犯のために人が通ると明かりがつく設備を備えている家庭がいくつかあり、パチっと明かりがつくたびにビクっと目が覚めてしまう。。しばらくウロウロして寝かしつけに最適なルートを発見し、30分くらいかけて寝かしつけに成功。無事家に帰り、慎重にベッドにタッチダウン。23:00前、パパとママに束の間の安寧が訪れる。

夜泣き1回目

AM0:30頃、つんざくような鳴き声と共に1回目の夜泣き到来。だいたいいつも就寝後1時間くらいで一度起きるので、ここまでは織り込み済。まず、寝ぼけているハルに”おっぱいバイバイしたこと”を何度も言い含め、思い出させる。ここで”はいそうですか”と寝てくれれば誰も苦労しないわけで、2回目のパパ夜散歩を発動。再び気を逸らしながら抱っこひもにOnして、外出。先ほどの寝かしつけで発見したゴールデンルートを徘徊し、30分程度で寝かしつけに成功。意気揚々と帰宅し、ベッドに寝かそうとしたところ、角度が悪かったのかタッチダウンに失敗し、再び起床。。
ここからが長かった。おっぱいを飲ませるわけにはいかないので、タッチまでは許容しつつ寝かそうとするものの、そんなんで寝るわけもなくぐずるぐずる。おっぱいが飲めないことで空腹なのだろうと考え、秘密道具その2・その3であるボーロ・ゼリーを投入。食べて気を紛らわせてくれたものの、”白いご飯・・白いご飯・・”とうわ言のようにつぶやいていたので、翌日はおにぎりを準備することを固く決意。なんとかAM2:00頃には鎮静化・就寝。

夜泣き2回目・3回目?

パパの寝起きが悪いこともあり、このあたりの記憶は曖昧・朦朧。おっぱいを飲みたがるハルをママがなんとかなだめ、タッチにとどめて寝かせてくれた模様。父役立たず。。

夜泣き4回目?

明け方6:00前に再度泣きながら起床。ママが沈静化を図るものの、ある程度睡眠をとっていて体力が万全だからか、腰を据えて気合を入れて泣いており、鎮火の見込みが立たず6:00を過ぎる。朝なので、起きてしまってもいいけど、できれば寝てくれたらいいなという中途半端な状態で、朝っぱらからパパ散歩に出発。近所の大きめの公演を1周する間に寝てくれるといいなと思って散歩していたが、公園に入って俄然テンションの上がったハルは水浴びをする鳩や池にいる鯉に心を奪われ、完全に起床。トボトボと家に帰るとお姉ちゃんも起きていたため、子供たちは起床させ、ママを休ませる作戦にシフト。子供たちに朝ご飯を食べさせつつ、ハルがおっぱいを飲まずに寝れたことをひたすら褒める。空気が読めるお姉ちゃんも便乗して、接待のごとくハルをべた褒めし、Day2に向けたモチベーションを高める。

Day2に向けて

リーダーシップや人材育成においては、モチベーション向上とモチベーションの維持がキモであること・モチベーションの向上より維持の方が難しいことを習ったことを思い出し、繰り返し褒めることでモチベーションの維持を図る。単純な男であるハルはすっかりその気になっているので、夜までチヤホヤしていこうと思うのである。
起きてきたままとスイッチし、Day1をなんとか切り抜けたので、Day2以降はもう少し負荷が減るかなと淡い期待を抱きながらパパは倒れるように眠りについたのである。

Day2・Day3へ続く

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