人類の宗教観や天文学の発達をまとめた本。ナショジオ監修なのでよくできている。火星人存在説が単なる誤訳から生まれたとか、小ネタもあり。絵・写真が豊富&百聞は一見なので、興味がある人は図書館か本屋かAmazonにGo!
電灯もテレビも無い古代の人は夜になると夜空を見上げて、星座を描いたり星の動きを計測していました。そんな中、サモス島のアリスタルコス(B.C.310-230)は太陽中心説(地動説)を唱え、地球は1日1回自転し・1年に1回太陽の周りを公転していると考えた。残念ながらこの説は広まることなく、地動説が受け入れられるまで2000年を要した。
コペルニクスが地動説を提唱したのは1543年。結局、地動説が受け入れられたのは1758年。”もし”、アリスタルコスの説がもっと早く広まっていたら、天文学はもっと発展していたのかしら?それともやっぱりキリスト教的価値観を長いことひっくり返せなかったのだろうか。
宇宙には”月の自転周期と公転周期が同じ=地球には常に同じ面が見えている”という奇跡的なことや、”木星の大赤斑(赤い目玉みたいなやつ)は地球がすっぽり2つ入る大きさの嵐で、秒速178メートル(時速643キロ)の暴風が吹き荒れている”という途方もないスケールがあふれているのです。

電灯もテレビも無い古代の人は夜になると夜空を見上げて、星座を描いたり星の動きを計測していました。そんな中、サモス島のアリスタルコス(B.C.310-230)は太陽中心説(地動説)を唱え、地球は1日1回自転し・1年に1回太陽の周りを公転していると考えた。残念ながらこの説は広まることなく、地動説が受け入れられるまで2000年を要した。
コペルニクスが地動説を提唱したのは1543年。結局、地動説が受け入れられたのは1758年。”もし”、アリスタルコスの説がもっと早く広まっていたら、天文学はもっと発展していたのかしら?それともやっぱりキリスト教的価値観を長いことひっくり返せなかったのだろうか。
宇宙には”月の自転周期と公転周期が同じ=地球には常に同じ面が見えている”という奇跡的なことや、”木星の大赤斑(赤い目玉みたいなやつ)は地球がすっぽり2つ入る大きさの嵐で、秒速178メートル(時速643キロ)の暴風が吹き荒れている”という途方もないスケールがあふれているのです。