逆上して連続で読んでしまったのである。旅行記の詰め合わせなので、読んでいる方もふらふら地球をさまよっている気がしてたいへんヨロシイ。(さっきのよりこっちの方が似てるかな?)

- かつてパンアメリカン航空(パンナム)には悪名高い”世界一周便”というものがあった。
- 南回りの飛行機版山手線で、ハワイ→日本→香港→バンコク→マニラ→ボンベイ(ムンバイ)→テヘランのように細かく離着陸を繰り返す。
- 貧乏旅行者にはロマンあふれる路線だけど、ビジネスユースには向かないのだろうなぁ。
- アリューシャン列島にはアムチトカという島があり、かつて日本軍がアレウト族という現地民を追い出して基地を建設していた(地図を見る限りすごいところまで進出していたんだなぁ日本軍)。
- 葬儀や墓はその土地の自然条件に大きく依存する。
- 樹木の豊富な日本のような国では火葬、アラスカ・ロシアのような荒涼として寒い国では水葬、森林限界を超えたチベットなどでは鳥葬など。
- ”ポア”とは”人を殺す”という意味ではなく、”魂の開放”を意味する仏教用語。
- チベット人の死生観は独特で、亡くなった人にまつわる遺品・写真などを他人に譲ったり、捨てたりしてアトカタもなくする。
- インドシナ半島の語源は、インドと支那(China)の間にあるから(国分寺と立川の間だから国立と一緒かな)。
- 日本のジンギスカン料理は日本オリジナル。モンゴルでは羊の血も脂も大事にするので、直火にかけたりしない(知らなんだ)。
- 砂漠の満天の星空の下では頑張れば本が読める(すげーな)。