Fintech企業兼デジタル専業銀行であるMovenの創立者であるブレット・キングによる未来予想。弊社監修ということもあり、課題図書的に渡されて読んだのだけど、これがなかなか示唆深いのである。テクノロジーの変化を踏まえて世の中がどう変わっていくか包括的に書かれているのです。

注目すべき要素技術はAI・IoT・AR・PHUD・3Dプリンティングなどなど(自動運転などはAIの応用例と位置づけられます)。AR(拡張現実):ターミネーターの視界・VR(仮想現実):アバター・PHUD(個人向けヘッドマウントディスプレィ):Googleグラスもしくはガンダムのコックピットと覚えるとよい。昔一世を風靡したセカイカメラはARの嚆矢だったのだと思います。
15世紀の活版印刷・17世紀の望遠鏡・18世紀の蒸気機関など各時代のイノベーションの普及・浸透スピードと比較して、20世紀後半の携帯電話・21世紀のSNSや自動運転など最近のイノベーションは普及・浸透スピードが圧倒的に速い。初代iPhoneが発売されたのが2007年で10年前。このスピードを踏まえると、2040年くらいのシンギュラリティもまんざらでもないのかもしれないのです。

注目すべき要素技術はAI・IoT・AR・PHUD・3Dプリンティングなどなど(自動運転などはAIの応用例と位置づけられます)。AR(拡張現実):ターミネーターの視界・VR(仮想現実):アバター・PHUD(個人向けヘッドマウントディスプレィ):Googleグラスもしくはガンダムのコックピットと覚えるとよい。昔一世を風靡したセカイカメラはARの嚆矢だったのだと思います。
ロボット・AIなどの機械と競争するのではなく、機械と共に競争するようになっていくと予想され、機械と協働できる人の価値が高まると推測されます。AIもそうだけど、ターミネーターのような汎用的な人型ロボットというより、まずは介護補助のような特定の作業向けに特化したロボットが様々なシーン向けに普及するのだと思います。なので、人間はロボット・AIが得意な作業は機械に任せ、人間にしかできない判断などを担うのだと思うのです。
医療、生命科学の分野で注目すべきはゲノム編集。できるようになると、倫理上の問題が出てきますよね。病気を治すための遺伝子治療や出生前の先天的な遺伝子疾患の治療はいいけど、身体能力・知能を上げるためのゲノム編集はNGとか。マクロでみると両方とも”人間をより良くするため”だけど、どこで線引きするかでもめそうな気がしてなりません。
3Dプリンティングも進化して、人間の臓器などをプラモデルのように作れるような時代が来るのかしら。個人的には、そんなことよりまず胃カメラを超小型化してほしいのです。
視力や聴覚もテクノロジーで人間の限界以上に強化できそうだそうです。ただ、そうなると情報量が多すぎて、今の我々の脳では負担に耐えられない気がする。我々のような”オールドタイプ”とは別に、拡張に耐えられる”ニュータイプ”が生まれてくるんだろうなぁ。
銀行は将来的には店舗を持たず、サービスを小分けにして提供するソフトウェア会社かが進むという予測だそうです。金融SEとしては、確かに店舗は無くなっていくと思います(現に今減らしている)。ただ、資金決済が外部のアプリなどに移転したとしても、給与振込口座・公共料金等の引き落とし口座としての機能は最低限残るのだと思います。給料がLine Payの口座に振り込めるようになったりしたら一気にディスラプトされるんだろうなぁと思うのです。
銀行は将来的には店舗を持たず、サービスを小分けにして提供するソフトウェア会社かが進むという予測だそうです。金融SEとしては、確かに店舗は無くなっていくと思います(現に今減らしている)。ただ、資金決済が外部のアプリなどに移転したとしても、給与振込口座・公共料金等の引き落とし口座としての機能は最低限残るのだと思います。給料がLine Payの口座に振り込めるようになったりしたら一気にディスラプトされるんだろうなぁと思うのです。