プロのアナリストによる分かり易い世界経済・為替の入門書。これを読んだので外貨の含み損が解消できそうな気がする(世の中そんなに甘くないか)。

取引手数料が安いのと、レバレッジが効かせられるので、FXを外貨定期感覚で使っています。円高だなと思ったところで買って、しばらく放置し、円安になったなと思ったところで売って利益確定するのです。ベタなところだと、感謝祭・クリスマスあたりでアメリカの消費意欲が旺盛になって円高になり、年を越すと円安に振れることが多いので、年明けに買って10ヶ月くらい寝かせて12月に売るとか。これを数年間やっていて、今のところうまくいっているのですが、為替の変動に一喜一憂せず心穏やかに過ごすためのポイントがいくつか見えてきたのです。
とまあ、えらそうに描いてみましたが、本書では”個人投資家が苦手なのは、利益確定してさらに買い増すこと。例えば、円の上昇局面においてプロは90円で買ったドルを95円で売って利益確定し、さらに97円で買い増すということが平気でできるが、個人投資家は97円で買い増すことが苦手。”と書かれており、まさにそのとおりなので、精進が足りないのかもしれません。

取引手数料が安いのと、レバレッジが効かせられるので、FXを外貨定期感覚で使っています。円高だなと思ったところで買って、しばらく放置し、円安になったなと思ったところで売って利益確定するのです。ベタなところだと、感謝祭・クリスマスあたりでアメリカの消費意欲が旺盛になって円高になり、年を越すと円安に振れることが多いので、年明けに買って10ヶ月くらい寝かせて12月に売るとか。これを数年間やっていて、今のところうまくいっているのですが、為替の変動に一喜一憂せず心穏やかに過ごすためのポイントがいくつか見えてきたのです。
- 余剰資金で投資する。生活資金は投入しない(当たり前ですね)。
- 身の丈にあった額(消し飛んでも”しょうがないとあきらめられる額”)を超えて投資しない。僕の場合は100万超えると”ムムム”と思ってしまうので、2桁万円にしています。
- ”ここまで円高になったらあきらめる”というラインを引く。たとえば、$1=\80を下回ったらロスカット(強制決済されて投入した資金が消し飛ぶこと)されてもかまわないなど。
- 上記の最終防衛ラインを基にレバレッジを決める。ノリで”レバレッジ5倍”などと決めるのではなく、購入しようとしているときの為替レートと最終防衛ラインの割合でレバレッジを逆算して決める。
- 売買するライン(為替レート)を決めておく。事前に”$1が100円切ったら買って、110円超えたら売る”とか、”利益が投資額の20%を超えた時点で売る”とか決めておく。為替レートは刻々と変化し、ノープランで見ていると”もうちょっと上がるのでは(下がるのでは)”という下心が出てしまう(特に僕の場合)。
- 毎日チャートを見ない。一喜一憂しないために重要。買い時・売り時になるような為替変動があるとたいていニュースになるので、日々にらめっこする必要は無いのです。
とまあ、えらそうに描いてみましたが、本書では”個人投資家が苦手なのは、利益確定してさらに買い増すこと。例えば、円の上昇局面においてプロは90円で買ったドルを95円で売って利益確定し、さらに97円で買い増すということが平気でできるが、個人投資家は97円で買い増すことが苦手。”と書かれており、まさにそのとおりなので、精進が足りないのかもしれません。