ダンゴムシに心を奪われた筆者による意外な切り口での「心の科学」。発達した脳がなくても自ら行動を選択できることが様々な実験で示されています。読み終わるころにはダンゴムシに心があることを確信していることでしょう。


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この本を読むとわかること
心とは何か
- 主観的意識と「内なる自分」という心
- ある行動を発現させ、かつ他の行動の発現を抑制するのが「心」
- 感情としての心と、器官としての心
ダンゴムシの実験
- ダンゴムシが逃げるために行う「交替制転向(ジグザグ走り)」
- ジグザグ走りの基になる「左右非対称脚運動」
- ダンゴムシが持つ2種類のアンテナ
- 迷路の実験で見つかったジグザグ走りを辞める個体群
- 未知の条件で自ら行動を変化
- 意味不明な予想外の行動こそ「心」の発現
- 変則行動群の個体すべてが発現させた「壁上り」という新たな行動
- 堀に囲まれた実験における溺死を恐れない「積極的な浸水」を行う個体の発見
- 未知の状況を察知し自ら行動を変えるダンゴムシ
- 状況判断過程の数理モデル化の試み
- ダンゴムシによる道具使用の萌芽
- ダンゴムシの球形解除(丸まりの解除)時間に現れる「ダンゴムシの自律性」
ダンゴムシ実験の動物行動学的意味
- 動物行動学における「擬人化」の危険性
- 「習性」としてプログラムされている生物の行動
- 一度発動すると状況が変わっても一連の行動を実施
- 相反する刺激が同時に与えられたことによって発現する「葛藤行動」という予想外の行動
- 行動を発現させるために余計な欲求を抑制する「心」の発見
「心の科学」の新展開
- 大脳を有しない生物の知能を発見したことによる「知能の偏在性」の証明
- 頭足類であるタコの知性
- 古典的動機付け(パブロフの犬)の成功
- 他のタコを見て学習する「タコの観察学習」
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