熱狂的な投機ブームとその後起こるバブル崩壊の歴史・共通点・原因をまとめた古典的名著。初版が出たのは日本のバブル崩壊前ですが、バブル崩壊を予見しているのです。将来を見通すために過去の教訓から学ぶことが大事なのです。


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この本を読むとわかること
投機のエピソード
- 投機的ムードの群集心理
- 自分も儲けてやろうという熱病的な信念
- 熱病的な信念のもととなる世論や優れたように見える金融界の意見
- 投機の陶酔的熱病における誤謬
- 偶然ではなく自分には特別な才能があると思い込む「知性の買収」
- 世界恐慌を予見したエコノミストの受難と批判の嵐
- 1986年ごろの世界的景気拡大・バブルの株式市場に醸成されていた投機的な動き
投機に共通する要因
- バブルが定期的に発生する二大要因
- 金融に関する記憶の極端な短さ
- 金融リーダーは優れているという「カネと知性の結びつき」の誤解
- 「レバレッジ」を使った新規で儲かりそうな金融手段・投資機会の登場
- 暴落の原因である投機の過小評価と「市場の外」の犯人捜し
古典的ケース1:チューリップ狂、ジョン・ローとロワイヤル銀行
- 近代的市場が初めて現れた17世紀初頭のアムステルダム
- オランダにおける熱狂的なチューリップバブル
- 経済破綻寸前のパリでジョン・ローが設立したロワイヤル銀行
- 政府の債務引き受けのために大量に発行された銀行券
- ミシシッピ会社の金鉱探査失敗に端を発する取り付け騒ぎ
古典的ケース2:サウスシー・バブル
- 南米ビジネスで資金を集めたサウスシー会社
- ロワイヤル銀行・ミシシッピ会社との共通点
アメリカの伝統
- アメリカの独立革命を賄った「大陸紙幣」
- 財の供給が限られていたアメリカで発生したインフレ
- 銀行券という「テコ」
- 南北戦争後に起きた投機ブームと繰り返されたバブル崩壊
- 経済の拡大・縮小は健全であるとしてバブルを擁護したシュンペーター
1929年の大恐慌
- 不動産バブルに対して地価上昇を支える買い手の枯渇がきっかけとなった世界恐慌
- バブル崩壊の犯人にされた2つのハリケーン
- 大恐慌が残した教訓
再び10月がやってきた
- 20年程度しか持続しなかった大恐慌の記憶と繰り返される投機ブーム
- 企業買収・LBOという「てこ」による投機ブームとジャンクボンドという金融新手法
- インデックスやオプションの売買によって高まった市場のバクチ的性格
- 日本でも発生した不動産投機ブーム
- 日本における楽観ムードという日本人の特性
- 日本でバブルが崩壊する可能性
- 過去の金融的熱狂からの教訓
- 富の増大から得られる満足感と価値の上昇による裏付け
- 投機の先に必ず起こる急激な暴落
- 投機ブームに対する3つの処方箋
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