かつてリーマンショックを予測し的中させたギリシャの元財務大臣による経済入門。古代における「経済」の誕生から、産業革命における「格差」の拡大、国家による統制を受けない仮想通貨の弱点まで、「経済」という視点で人類史を俯瞰できるのです。


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この本を読むとわかること
なぜ、こんなに「格差」があるのか?
- 交換の場所としての「市場」と、「経済」の違い
- 人類が農耕を発明し、「余剰」が発生したことで経済が誕生
- ヨーロッパで農耕や技術革新が進み、オーストラリアやアフリカでは進まなかった理由
- 国をまたいだグローバルな格差と、社会の中における格差
「市場社会」の誕生
- おカネで買える「交換価値」とおカネでは買えない「経験価値」
- 経済学者が使うのは「交換価値」のみ
- 労働者・生産手段・土地が商品となり交換価値を持つことで生まれた「市場社会」
- 産業革命で発生した凄まじい富と凄まじい貧困
「利益」と「借金」のウエディングマーチ
- 起業家になった元農奴と、起業のための借金
- 生産プロセスにおける潤滑油としての借金と、利益の目的化
- 産業革命の原動力としての借金
- 「利息」という概念に対するカトリックとプロテスタントのスタンスの違い
「金融」の黒魔術
- 銀行が損をしない「仕組み」の発明
- 借金と利益を生み出す歯車が狂うと起こる金融危機と不況
- 銀行が現金を嫌う理由と国債を好む理由
世にも奇妙な「労働力」と「マネー」の世界
- 不景気の最中に賃金を一律引き下げても雇用が増えないどころか失業が増える理由
恐るべき「機械」の呪い
- 機械によって価格がコスト以上に下がる理由
- 供給は増やすが需要を生まない機械
- 自動化の増加による労働者への分配の低下と資本家への富の集積
誰にも管理されない「新しいお金」
- 捕虜収容所でタバコが通貨となった理由
- 通貨を通過足らしめるのは信頼
- 国家に紐付かないビットコインが抱える最大の弱点
- 金本位制の崩壊との類似点
- マネーサプライ調整の効果
人は地球の「ウイルス」か?
- 自然の商品化
- 民主化・民営化を望む企業家と、介入・商品化を望む政府との綱引き