最近「医療×AI」に興味がありますの第一弾。創薬・診断などの各領域におけるテクノロジーの活用例と課題がコンパクトにまとまっていて分かりやすかったです。また、「禁煙推進やがん検診は医療費削減に寄与しない」など、直感に反するような記事もあり勉強になりました。


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この本を読むとわかること
章立ては、「AI×医療」と「最新の医療制度・政策に対する論点」の二部構成でした。AIが創造する次世代型医療
- 医療においてAIの活用できる領域は、ゲノム医療・画像診断支援・新薬開発の効率化・診療支援
- AI(機械学習)に向かない領域(≒人間の優位性が高い領域)
- Watsonが切り開いたゲノム医療の可能性
- 医者を代替するのではなく、Augumented Intelligenceとして人間を補佐するAI
- 超スマート社会におけるテクノロジーの活用例
- 医療ICT基盤構築の重要性
- AIが進化させる「次世代のEvidenceBased Medicine」
- 量的変化と質的変化
- 診断分野におけるAIの活用例と、限界(≒ヒトが価値を発揮する領域)
- 産業医療領域におけるウェアラブルデバイスの取り組み・適用例
- ドラッグリポジショニング×AIの大きな可能性
- AIの実用化に向けてカギとなる「共通化」「標準化」
医療制度・政策をめぐる重要論点
- 病院機能別の収支状況とその理由
- 黒字の療養型病院、赤字の特定機能病院
- 黒字・赤字を分ける主要な支出項目
- 医療費削減に効果のない「禁煙推進」
- 短期的に医療費を削減できるが、長期的には医療費が増加する理由
- 医療費削減の根拠がない「メタボ対策」
- がん医療費を増加させる「がん検診」
- 医師の医局離れ(白い巨塔の崩壊)の深刻化
- 医局性の崩壊と医師のフリーランス化の進展
- 患者を受け持たず、アウトソーシングしやすい麻酔科で特に顕在化
- メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へのシフト
- ノーベル賞を受賞した「オプジーボ」の年間医療費と、医療費問題への新たな問いかけ
- 給付と負担のバランスを再考する必要性
- 院内残薬の廃棄額の大きさ
- 在宅医療におけるオンライン診療の可能性
- 診療報酬制度上の課題
- 患者にとっての残された課題(処方箋・医薬品受領)
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