「東ロボくん」(東大に受かることを目標としたAI)の作者によるAIの解説。東ロボくんの軌跡を振り返りながら、AIにできること/できないこと、将来を担う子どもたちが身につけるべき能力について論じられています。若者の読解力低下が大問題なのですが、読書習慣とも比例しないそうなのです。

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「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトで東大合格を目指す「東ロボ」くんを作った著者によるAIと教育の本。いい感じのところまで来たものの、結局東大入試を攻略することはできなかったのです。
そんなAI技術者から見た、現在のAIでできること/できないことと、現代の子供たちが備えておくべき素養の本です。AI×教育というのが新しい視点なのだと思います。
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「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトで東大合格を目指す「東ロボ」くんを作った著者によるAIと教育の本。いい感じのところまで来たものの、結局東大入試を攻略することはできなかったのです。
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この本を読むとわかること
全体的な章立てとポイントはこんな感じです。MARCHに合格:AIはライバル
- 真のAIと、機械学習を中心とする現在のAIの違い
- 現在のAIにできることの限界
- 現在含めて3回発生したAIブームの歴史と解決できなかった課題
- 東ロボくんが高いパフォーマンスを出した世界史・数学の攻略法(どう問題を解くのか)
- AIに代替される職業の特徴
- イノベーションによる労働者の分断
桜散る:シンギュラリティはSF
- 東ロボくんが攻略できなかった国語?英語における現在のAIの課題
- Siriは音声の意味を理解できているのか
- AIによる作曲や、画家風の絵画画像生成の手法と限界
- 機械翻訳の現状の到達点と限界
- 真のシンギュラリティはいつ訪れるのか
教科書が読めない:全国読解力調査
- AIに代替されにくい職業の特徴
- 著者主催の「リーティングスキルテスト(読解力調査)」の目的と結果
- 読解力低下の深刻さと、学力との関係性
- 読解力調査で予測できる子どもの将来の伸びしろ
- 読解力のスコアに影響を与える要因(ポジティブ/ネガティブ)
- テストでそこそこの成績が取れていても伸び悩む子どもの特徴
- 教育現場で導入が進むアクティブラーニングの弊害
最悪のシナリオ
- 一部の専門職を除き仕事に役立たない三角関数や微積分を学ぶ意義
- AIにできること/できないこと
- AIによる経済や労働への破壊的な影響
- AIに対して人間が身につけるべき能力と、日本型教育がはらむ大きな問題
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