ヒラリー・クリントン本人による大統領選挙の振り返り。本人が書いているということに大きな価値があります。強烈な挫折経験からどう立ち直るかというレジリエンス的な視点や、立ちはだかったガラスの天井(女性であることによる壁)というフェミニズム的な視点でも読むことができます。

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「本人が書いた本」とぃうのはやはり重みが違ぃます(500ページ近くあり物理的にも重い)。どこで判断を誤ったのかや、なぜ勝てたはずなのに負けたのかを本人の視点で振り返っています。「勝てたはずなのに」という悔しさや、立ちはだかったガラスの天井(女性であることによる壁)、昨今のトランプ政権に対する苛立ちが節々から感じられます。
また、2019年の2月に調査結果が開示されるロシアの選挙介入問題についても触れられています。どうでもいいですが、ビル・クリントンは3回目のプロポーズでOKをもらったそうで、僕も同じ感じだったので妙に旦那クリントンへの親近感が高まりました 笑。
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「本人が書いた本」とぃうのはやはり重みが違ぃます(500ページ近くあり物理的にも重い)。どこで判断を誤ったのかや、なぜ勝てたはずなのに負けたのかを本人の視点で振り返っています。「勝てたはずなのに」という悔しさや、立ちはだかったガラスの天井(女性であることによる壁)、昨今のトランプ政権に対する苛立ちが節々から感じられます。
また、2019年の2月に調査結果が開示されるロシアの選挙介入問題についても触れられています。どうでもいいですが、ビル・クリントンは3回目のプロポーズでOKをもらったそうで、僕も同じ感じだったので妙に旦那クリントンへの親近感が高まりました 笑。
この本を読むとわかること
立候補を決めてから敗戦に至るまでの一連の流れがヒラリー・クリントンの視点で書かれています。討論会による政策の議論のような伝統的な選挙戦ではなく、SNSやメディアを舞台にしたスキャンダル合戦のような劇場型の選挙になったのがヒラリー敗北の主要因なのかなと思いました。- テクノロジー・ネットを駆使した現代の選挙戦術
- 2年に渡る選挙を戦い抜くための組織整備・チーム作り
- ヒラリー優勢と伝えられた中での、気がかりな統計結果
- 些細な「私的メールアカウント使用問題」が長期化した理由と政治的ダメージ
- 大統領選で大きな意味を持つ公開討論会への臨み方・戦略
- 討論会は3回ともヒラリーが勝ったが、有権者が最終的に卜ランプを支持した理由
- ヒラリーが感じたガラスの天井(女性であることによる壁)と大衆の「クリントン疲れ」
- マスコミがスキャンダルを追うのに忙しく、最後まで政策論争にならなかった理由
- 国民の断絶をあおった卜ランプに対して、「一緒の方が強い(Stronger together)」を掲げた信念
- 当選後のトランプ政権のロシア政策が示唆するロシアの選挙介入
- 一般投票を制したヒラリーが勝てなかった「選挙人制度」の皮肉
- 辛い挫折直後の過ごし方・挫折に対する捉え方
- 2008年にオバマと争った際の敗戦と、トランプとの選挙戦での敗戦の違い
- ヒラリーを立ち直らせた若い女性の一言と、今後の展望
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