何を隠そう、一番好きな作家は椎名誠さんなのである。”あやしい探検隊”シリーズは我が幼少期の愛読書であり、無計画的逆説的バックパッカーになった原点でもあるのである。今回がファイナルと聞いては読まざるを得ないのである。(少しは文体似ているだろうか?)







- 探検隊行動規範
- 目的はあるかもしれないがないかもしれない。それはいろいろあとさきがあって秘密なわけです。などというわけのわからないことを言って相手をケムにまきつつめざす国に乗り込もう。
- 第1作”わしらは怪しい探検隊”は1982年発行なので、もう30年以上前(僕が生まれた年です)。
- このシリーズが好きで好きで小学生の頃むさぼるように読んだものです。たぶんバックパッカーになったバックグラウンドなんだと思います。
- 今回で怪しい探検隊としての旅は最後。さびしいけど椎名さんも70歳超えてるしね。。
- 今回のタイトル”台湾ニワトリ島”は、宿泊先に多数のニワトリ(卵を産めない雄鶏)がいたから(安易だけど実に分かりやすいのである)。
- カレーは足し算である(具を入れれば入れるだけおいしくなるということ)。
- 昭和軽薄体とも呼ばれる独特の文体(例:安心的親切的便利中心”)は台湾の看板にルーツがあるそう
- 確かに、中国語で”的”は”の・of”で、”中心”は”センター”を表すし、本土と違って台湾は繁体字なので日本人でも読めるしね。
- 滞在先の近くの小学校に草野球の勝負を申し込む。
- 変化球 in Chinese:螺旋球(スクリュー)・滑球(スライダー)・曲球(カーブ)・胡蝶球(ナックル)なんとなくイメージつくし、漢字で書くときれいだね